前回は【二人目出産】入院中の上の子はどうする!?というエントリーにてお産入院中の上の子のお世話を両親にお願いする例や、夫に産休を取得してもらうという例をご紹介しました。
現在は男女参画社会なので男性の産休取得も珍しいことではなく、社会的にも認められています。しかし実際にはいつ始まるか分からないお産に備えて仕事を調整をしたり、会社の理解を得ることはまだまだ大変なことのようです。
ではご両親には頼れず夫が産休を取得出来ないお母さんはどうしたらよいのでしょうか?2人目は産めない?決してそんなことはありません。ちゃんと皆さん無事出産されているので大丈夫です。今回は子連れ入院や産後ケアについて紹介したいと思います。
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子連れ入院とは?
お産入院中に上の子どもの預け先が無い場合でも、産院によっては子連れで入院出来る所あるのです。わたしの出産した病院でも畳スペース付きの広い部屋がいくつかあり、おもちゃやDVDなど上の子ども用の遊び道具などが用意されていました。
また病院の食事も必要があれば上の子どもの分も頼むことができ、難なく数日間過ごすことができそうでした。入院期間も2~3日は縮めたり長くしたり融通を効かせてくれたので、産後の生活に不安のあるお母さんは長めに入院することも可能でした。
子連れ入院される人の多くは、旦那さんが職場から産院に帰ってきて病院に泊まって出社していくというスタイルをとる方が多く、旦那さんの食事の用意も病院がしてくれる場合があります。もちろんその分出産費用はかさみます。
しかしたとえ安産であったとしても体は通常の状態ではないはず。生まれたての下の子と上の子のお世話を一度にするのは容易ではないと思います。なるべくなら誰かに上の子は預かってもらいお母さんはゆっくり入院生活を送った方がいいような気もします。
退院後の生活
両親や夫に頼れないとなると本当に心配なのは退院後の生活ですよね。一般的には産後1ヶ月はお母さんも無理をしてはいけないということになっています。家事や育児をお休みして、自分の体の回復に努める時期『産褥期』ですね。
しかし両親や夫に頼れず2人の子どもを育てていくのは大変なことです。休む暇などありません。そんな時には様々なサービスを利用してみましょう。
産褥シッター
『産褥シッター』とは産後の手伝いをしてくれる人たちのことです。各自治体の母子手帳などに明記していたり、そういった補助がある旨の説明があると思います。自治体主体のも、民間ものもありますのでご自身のご都合に合わせて検討してみてはいかがでしょうか?
産褥入院(産後の入院)
産後ケア施設として独立している施設もあれば、助産院が並行して業務を行っている施設もあるようです。某女優さんが産後ケアの入院を行うために韓国に行ったなどという話もありましたね。韓国のように豪華な内装や設備がある施設は日本ではまだまだ限られていますが、徐々に施設も増えてきていますのでお近くの施設を調べてみてください。
家事代行サービスをお願いする
両親などに産後のお手伝いをお願いできない方は、夫に家事を手伝ってもらうようになると思います。しかし普段家事をあまり手伝わない方や、仕事の帰りが遅く思うように家事に協力できない方も多いでしょう。そんな時は家事代行サービスを頼むのも手です。
産後はホルモンバランスの乱れで些細なことでイライラしてしまいがち。わたしも産後はよく夫と些細なことでケンカをしていました。家事に育児、完璧な人ほど全てを一人で抱え込み、余裕をなくしてしまいがちになります。ケンカになる前に家事代行を頼んで保存のきく料理を大量に作ってもらったり、部屋や水回りの掃除を御願いしてみてはいかだでしょうか?
まとめ
世間にはまだ私たちが知らないだけで、とても優れたシステムがたくさんあります。その中には妊娠中、産後、育児期にお母さんの手助けになってくれるものも多くあります。そういったものをうまく活用して、元気な赤ちゃんを産んでくださいね!!

【二人目出産】入院中の上の子は誰に預ける?