二人目を出産し今まで1人っこだった自分に弟や妹ができる。。。子どもにとって自分がお兄ちゃんやお姉ちゃんになるということは、大人が考えるよりもずっと大きな出来事なのではないでしょうか?
今まで自分だけを見てくれていたお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんが、ある日いきなり現れた赤ちゃんに取られてしまうように感じても不思議ではありませんよね。
今回は、2人目の妊娠・出産中の上の子どもの心のケアについて考えたいと思います。
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お兄ちゃん・お姉ちゃんという言葉
下の子どもが産まれると、つい使いがちな『お兄ちゃん』『お姉ちゃん』という呼び方。そう呼ばれて、何処か誇らしいような気持ちになるお子さんもいるでしょう。
しかし、わたしは違いました。
弟が生まれてから、弟はと名前で呼ばれているのに対し、私は周りから『お姉ちゃん』と呼ばれることが増えました。
その後その呼び方が活用されて「お姉ちゃんなんだから○○しなさい」、「お姉ちゃんなのに○○できないの!?」と言われるたびに複雑な心境だったのを覚えています。
そこで、私は2人目を妊娠した時から決めていたことがありました。それは、長男のことをずっと名前で呼ぶこと!!
もちろん本人が『お兄ちゃんだから!』と誇らしげな時には、私もそう呼んでいます。
現在でも名前で呼んでいるので弟までお兄ちゃんのことを名前で呼んでしまっていますが、うちはこれでいいんだと思っています。長男も名前で呼ばれた方が楽なようで、たまに義実家で「お兄ちゃん」と呼ばれると緊張するようです。大人が考えるより『お兄ちゃん』『お姉ちゃん』の看板は重たいもののようです。
上の子どもとの距離感
どうしても妊娠後はお母さんの体調が優れなかったり、以前のように動けなかったりしますよね。子供は敏感なので、なんだか前と違うなと感じることも多くなってくると思います。その上出産後は赤ちゃんにつきっきりになってしまい、上の子どもはお母さんとの距離が離れてしまったようで悲しい思いをするかもしれません。
しかし、それは仕方の無いことですよね。お母さんだって、頑張っているんですもん!!
ここで、お父さんの登場です。
産後の上の子どもの寂しさは、是非お父さんに埋めてあげて欲しいと思うのです。おっぱいは出ないし、赤ちゃん時代には何を手伝ってあげたらいいのか分からなかったパパも上の子どもの相手なら出来るはずです!!
いっぱい遊んであげて、愛情をかけてあげてください。きっと二人の距離はグングン縮まりますよ。そんな姿を見ていたら、お母さんも安心して赤ちゃんを育てられますよね。
まとめ
お母さんの心が安定していれば、上の子どもも安心できます。上の子どもの心をケアすることは、同時にお母さんの心もケアしてくれるのではないでしょうか?